軌跡

―三浦春馬さん―

2012-08-31「五右衛門ロックⅢ」インタビュー

2012年8月31日 チケットぴあの配信
三浦春馬、初の新感線&初の劇場に「めちゃめちゃ上がります!」
※ブログ投稿日は、実際の配信日で設定

 

以下、配信記事より

三浦春馬、初の新感線&初の劇場に「めちゃめちゃ上がります!」

古田新太扮する大泥棒・石川五右衛門を主人公に据えた、劇団☆新感線の『五右衛門ロック』シリーズ。2008年の第1弾『五右衛門ロック』では南の島で大暴れ、2010年の第2弾『薔薇とサムライ~GoemonRock OverDrive』ではヨーロッパの大海を舞台に女海賊と渡り合った。そして第3弾『ZIPANG PUNK~五右衛門ロックIII』が12月にお目見えする。この冒険活劇で、新感線初参加を果たすのが三浦春馬だ。

「出演が決まってから『シレンとラギ』(新感線の2012年春興行)を観たんです。新感線の舞台には鳥肌が立ったり、圧倒される場面がいくつもあるんですけど、それを自分がお客さんに投げかけるんだって思うと、いつもとは違う、言葉では表せないような高揚感がありました」。

これが三浦にとって3度目の舞台。過去2作は、所属事務所の先輩、岸谷五朗寺脇康文が主宰する演劇ユニット“地球ゴージャス”への参加だ。「僕はまだまだ自分のことしか考えられてないのかもしれないんですけど、本番が始まると毎日が全力、という感じ。どうしたって自分の本気が溢れてきて、いつも熱い、テンションの高い状態でいられるんです」。今年春に出演した『海盗セブン』の劇中、ダンスや歌を披露するソロパートでは、「ここはNYなんじゃないか?」という歓声に包まれたことも明かす。「すっごい気持ちよかった。(舞台)袖に引っ込んで、泣いたのか泣きそうになったのか自分でもわからないぐらい。毎回、かけがえのないものをお客さんからいただいていた気がします」。

三浦にとって初めての客演。「ゴージャスで教えてもらったことを出して、一生懸命羽ばたきたい」と意欲をみせる。今回三浦が演じるのは、明智心九郎という京都所司代盗賊目付にして、五右衛門に対抗する名探偵的な役どころだ。「“ずっと味方だぜ!”みたいに五右衛門を慕う子分を想像してたので、年齢は下でも五右衛門と対等な役は意外でした。あと、蒼井優さん演じる女盗賊に恋される役らしいから、稽古場で優さんをげんなりさせないよう、言動には気をつけます」とはにかむ。「殺陣はすっごい楽しみ。事前に自主練習したいって劇団関係者に確認したら、“変なクセがついても困るからやらないで”って答えでした(笑)。とりあえず、やる気あります!ってことは伝えました」。

今作を上演する東急シアターオーブは7月に東京・渋谷にオープンしたばかり。大阪の会場も4月にオリックス劇場へと生まれ変わった。東西大劇場の真新しい舞台に立つことに「めちゃくちゃ気持ちが上がりますよね!」と目を輝かせる。「僕、オープン前のシアターオーブの前まで行ったんですよ!エントランスのガラス張りの窓から渋谷の街が見渡せて、これはお客さんが入口から、異空間に連れていかれるんじゃないかな。舞台への期待感が大きくなる劇場だと思ったし、そこに立つのが待ち遠しいです」。

 

撮影:西村康 ヘアメイク:西岡達也(ビタミンズ) スタイリスト:高橋毅(N・E・W)

出典:チケットぴあ

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