2020-02-26「勝手に演劇大賞2019」受賞
2020年2月26日 wowowの配信※ブログ投稿日は、実際の配信日で設定
以下、配信記事より関連個所のみ抜粋
10度目の開催、WOWOW「勝手に演劇大賞」作品賞・個人賞発表
作品賞(ストレートプレイ部門)
罪と罰
作品賞(ミュージカル部門)
キンキーブーツ
男優賞:三浦春馬
受賞コメント
●受賞のお気持ち
「罪と罰」は、純粋にスタッフ・キャストが一丸となって作り上げた作品です。演劇というものを、演出のフィリップ・ブリーンと勝村政信さんに、舞台上での効果的な動き方を論理的に教えて頂いたこの2カ月間が、俳優人生における財産になったと心底思っています。まず、出会えたことに感謝ですし、いい時間を過ごさせてもらったこの作品が、人々の目にとまったり、記憶に残って、こうして取り上げてもらう結果になっていると思うのでとても嬉しいです。
「キンキーブーツ」は、初演の自分をどのように超えて行くのかということに、みんな意識が強かったです。それぞれ3年経ているわけですから、成長した自信が確実にみんなの中にあったので、それをぶつけ合っている2、3カ月がとても刺激的でしたね。作り上げたものがベースにありながらも、もっと良くするためには、もっと演劇的にこのミュージカルにおけるリアリティを持たせるためにはと、この3年でそれぞれが学んできたものを通して成長させていくことが、とてもエネルギッシュで面白みがありました。身近な人や友人、お客さまからも、とてもブラッシュアップされたキンキーブーツを観れて良かったとおっしゃっていただけたのが嬉しかったですね。
●三浦さんにとって舞台とは
どの俳優にとってもセリフを覚える時間は苦痛に感じることが多いですけど、でも毎日高みを目指して自分の感情に嘘が無い動き方やセリフの発し方ということに挑み続ける時間というのが、なぜか僕は高揚感があって、安定して毎日を過ごせます。すごくいい場所だし、成長できる現場です。
特に今回は、素晴らしい先輩たちがいたので。実際に先輩方の動きを目標に、お手本がそこにあったので、試しやすかったし良かったですね。
●今後どんなお舞台に出たいですか
本当にクラッシックなものから、新作にも挑戦し続けたいですね。クラシックなものってその由縁たる難しさがあるじゃないですか、なのでミュージカルも、ストレートプレイの戯曲も、チャレンジしたいっていう気持ちがあります。ミュージカルでは、新作やモダンなものがたくさん生まれてきていますので、そういったものにもチャレンジしたいし、日本の劇作家や演出家の新作のミュージカルにもチャレンジしたいです。“日本ならではの感受性にフォーカスをして上手く仕組みを考えていたいんだよね”っていう同世代も多く出てきているので、そんな方たちと一緒に何か大きな夢を抱いて≪ものづくり≫をできたらいいなと思います。
●観劇のポイント
ライブの良さは、あの箱(劇場)の中、同じ空間で同じ瞬間に、その作品に出演している俳優陣と観客が、その作品のテーマやメッセージを一緒に体感することができる。そんな演劇に代わるようなエンターテインメントは他にはないと思っています。是非、そんな瞬間を一緒に体感して欲しいです。
投票コメント(罪と罰)
●罪と罰とても長い作品でしたが、キャスト皆さんの演技、演出の素晴らしさに全く目が離せませんでした。扉1枚で部屋ができ、場面が変わりました。近くで見るのと、遠くからみるとではまた見方が変わり、絵画を見ているようでした。チェロ、クラリネット、アコーディオンでの心情変化の演出も良かったです。最後のシーンはとても綺麗で、4時間近い舞台があっという間でした。WOWOWでもみましたが、カメラワークの素晴らしさにまた感動しました。ありがとうございます。(chi******* 40代 女性)
●「罪と罰」では難解な原作を演出家のフィリップさんがわかりやすく、感情移入できる作品に仕上げており、さらに主演の三浦春馬さんの役への入り込み方が尋常じゃないほどで、数回観劇したのですが、観るたびに新たな感動をもらえました。(はるまやま 50代 女性)
●罪と罰の主演の三浦春馬さんの長台詞の多いこと多いこと!が、決して聴き取れないということはなく、観てる側にしっかりと伝わり 難しいかと思っていた演目でしたが 日本人に添った演出で3時間半の長い時間があっという間でした。また 生演奏される方がキャストとして登場し、演奏をしながら お芝居をしたり 効果音も巧みに奏でるのがとても斬新な演出で 見応えがありました。(ぬーん 50代 男性)
投票コメント(キンキーブーツ)
●2016年の初演もとても素晴らしかったのですが、今年再演のキンキーブーツは更にパワーアップしていて感動でした。(ささの 50代 女性)
●キンキーブーツの再演は待ちに待って期待に溢れたものでした。初演から待ち望んだ再演、とにかく嬉し過ぎて初日に観劇したときは涙が溢れてとまらなくなり、正直良く見えてなかった( ;∀;)。しかし色んな部分でパワーアップした舞台に、キャストの想いが伝わってきて、本当に良かったです。(hun******* 50代 女性)
●キンキーブーツを初めてみたときに、なんて楽しいミュージカルなんだと、とっても感動しました。特に、三浦春馬さんのローラがとっても素敵で、ついつい、ローラを目でもおってしまう、という状況で、楽曲もなんだか元気になる感じで、何度でも観たい!と、はまってしまい、劇場にたくさん通った、とっても思い出に残る作品と俳優さんです。(mie******* 50代 女性)
投票コメント(男優賞)
●罪と罰。重い題材で長時間の作品であったが、エンタメ要素さえ感じる構成演出で素晴らしかった。キンキーブーツ。あの感動の初演を越えてくることに感激した。この2つの舞台での三浦春馬さんには拍手喝采を送るしかありません。(cin******* 40代 女性)
●罪と罰 では殆ど出ずっぱりで台詞を言い続け圧倒されました!キンキーブーツ 16年の初演以上にローラとして存在しドラァグクイーンを体現していたと思います。ストレートプレイもミュージカルもどちらもでき若いながらも安心感のある俳優ではないでしょうか!(くいーんみに 50代 女性)
●罪と罰はとても難しい内容だけど、わかりやすい脚本でした。フィリップ・ブーリン氏の演出は、舞台上と主人公ラスコリニコフの気持ち、精神状態が一体化しているようだった。時に絵画の様なシーンがあったり、ラストの光がさして来るシーンはとても美しかった。主人公を演じた三浦春馬さんはラスコリニコフそのものでした。苦悩する様。観ていて苦しくてなる程でした。その3ヶ月後に全く逆の華やかなキンキーブーツに出演され、歌い踊る姿 圧巻でした。とても同じ人とは思えないくらいにキラキラしてました。演技の幅の広さ凄いと思います。 キンキーブーツ 観終わった後にあれ程気持ちが晴れやかになるミュージカルは無いと思います。「よし!頑張ろう!」と元気とパワーを貰えるミュージカルでした。(03****** 50代 女性)出典:wowow
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