軌跡

―三浦春馬さん―

2018-10-21「tourist ツーリスト」インタビュー

2018年10月21日 テレ東プラスの配信※ブログ投稿日は、実際の配信日で設定

 

以下、配信記事より

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三浦春馬が3人の女優と3つの恋を...:tourist ツーリスト

テレビ東京、TBS、WOWOWの3局を横断して放送した、動画配信サービスParavi(パラビ)のオリジナルドラマ「tourist ツーリスト」が、期間限定で「ネットもテレ東」で無料配信中!

それぞれに悩みを抱えた3人の女性がバンコク台北ホーチミンでミステリアスな男性と出会い、本当の自分を見つけ出していく様を描くヒューマンドラマ。第1話「バンコク篇」(TBS系放送)のヒロインは水川あさみ、第2話「台北篇」(テレビ東京系放送)のヒロインは池田エライザ、第3話「ホーチミン篇」(WOWOW放送)のヒロインは尾野真千子が演じ、三浦春馬がミステリアスな男の役で全話に登場する。

第2話「台北篇」では、恋愛至上主義を卒業し結婚を決めた25歳の津ノ森ホノカ(池田エライザ)が、独身最後の思い出作りに台北へ。そこで出会った天久真(三浦春馬)と、一晩だけの"恋人ごっこ"をすることに...。また、Paraviで未公開シーンを含むオリジナル版を配信。

三浦春馬演じる謎多き男・天久真は、各都市で出会ったヒロインにどんな影響を与えるのか。そして、真が旅を続ける目的とは? 役への思いや各話の見どころ、共演した3人の女優の印象などを本人に聞いた。"三浦流"の旅の楽しみ方や、今回の撮影で訪れた都市でハマッた食べ物も紹介!

それぞれの土地の色の違いも楽しんで

――最初にこの3局横断プロジェクトの話を聞いた時、どう思われましたか?

「お話をいただいた時、海外での撮影は自分にとっていい経験になると思いました。水川あさみさん、池田エライザさん、尾野真千子さんという素晴らしい女優さんも参加してくださるし、その土地の風習や色味のようなものが、映像としてどんな風に映るのか興味がありました」

――物語はバンコク台北ホーチミンの3つの都市で展開されますね。

「撮影は、3都市で1ヵ月くらいの強行スケジュール。各都市1週間くらいで、台北バンコクホーチミンの順に撮影を行いました。

テレ東で放送の"台北篇"は、赤を基調とした艶かしく生温かい色合いが特徴的。現地の照明チームが協力してくれて、とても素敵な色味が出ています。僕とエライザちゃんの、日本では見られない表情にも注目してほしい。異国にいる解放感や、その時々の精神状態がしっかり表れていると思います」

――バンコクホーチミンにもそれぞれ特色が?

「"バンコク篇"は輪廻転生がテーマで、水川さん演じる敏腕プロデューサーが新しい生き方、歩き方を見つけ立ち直っていくストーリーです。個人的な意見ですが、映像を見た時に牧場のワラの匂いを色味にしたような、少し青臭い感じがしました。日差しの強さや湿度の影響か、モワッとしていながらもどこかフレッシュ。他の2都市と比べ、昼と夜のコントラストの違いが強く表れているような気がします。

"ホーチミン篇"は、現実を突きつけられているようなイメージ。そんな色味がところどころに点在していて、質感も何となくザラッとして、何か痛い感じがあります。それぞれの土地の色の違いも楽しんでいただけるとうれしいです」

――真を演じる上で心掛けた点はありますか?

「監督やプロデューサーと話し合う機会が多かったです。1話ごとに都市も女優さんも違い、文化や風習、気温や湿度も決して同じではないので、真という人物も変わってくるだろうと思って。それに、いろんな顔を持っている方がミステリアスですよね。

真は何が目的で旅を続けているのか。それは、死ぬためなのか、希望を持つためなのか、少しずつ明らかになっていく過程を意識しながら演じていました。どこかつかみどころのない真が、変わっていく様を見ていただけたら」

――各話のヒロインを演じた水川あさみさん、池田エライザさん、尾野真千子さんの印象は?

「水川さんとはドラマや舞台などで何度か共演しています。いつも自然体で、芝居をする上でも変に作り込まず、その時に感じたことや相手の芝居を受け止めながら自由に向き合っている印象です。仕事のパートナーとして安心できる方なので、異国の地での撮影も気兼ねなく、思いきり芝居をすることができました。

エライザちゃんは、2回目の共演。前回は話す機会がなかったのですが、すごく周りを見ている方だなという印象。20代前半で、あそこまでスタッフや共演者に気を遣える人はいないですよね。とにかく面倒見が良いですし、しっかりとした芝居をする女優さんだなと感じました。

尾野さんは、良い意味でどういう方なのかまだ分かっていません。ご一緒するのは今回が初めてで、尾野さんも緊張されていたのか、お互いどういう人なのかつかめないまま撮影が終わってしまった気がします。どこか母性を感じるキャラクターを演じられていたからか、向き合って芝居をしている時に神秘的なものを感じたことが印象深かったです」

違うものになれるような期待感を持って旅に出る

――ドラマに出てくるキャラクターたちは異国の地に何かを求めてやって来ますが、三浦さんはどんな時に旅をしたくなりますか?

「仕事と仕事の合間にそういう気持ちになるかもしれないですね。演じた役や、その時の自分の精神状態のようなものを異国に置いてくる。水川さんが演じたさつきと同じように、昔の自分を他の国に捨て去る感覚に近いのかもしれません。リセットする目的もあるし、単純に友達に会いに行くという場合もある。それに加えて、新しい出会いや空気、光、カルチャーに触れることも大事。また、違うものになれるような期待感を持って旅に出ているような気がします」

――三浦さんの旅の流儀は?

「流儀というほどのものはないですよ(笑)。何となくの予定は立てますが、決してガチガチに固めたりはしません。

どこに行っても必ず立ち寄るのは、寺院や修道院。歴史的建造物は自分の目で見たいと思っています。その国がどんな歴史をたどってきたのか、いいことも悪いことも含めて触れることができる。しかも、アートや建造物は言葉がわからなくてもいろいろ吸収できるし、それぞれの歴史に思いを馳せることができる点が素晴らしいですよね」

――ちなみに、今回の作品で3都市とも訪れたキャストは三浦さんだけですが、それぞれで気に入った料理はありましたか?

「どの都市も、ご飯は美味しかったです。台北ではエライザちゃんたちとワンタンスープを食べました。バンコクは、マンゴー・スティッキー・ライス(マンゴーに、ココナッツミルクをかけたもち米を添えたスイーツ)や、もちもちのお団子が入っているブアロイカイワーンなどのデザートにハマリました。ホーチミンは、やっぱりフォーですよね。どれも大好きです」

早朝から深夜まで過酷なスケジュールが続く中、真摯に役と向かい合いながら天久真というキャラクターを作り上げた三浦さん。豪華ヒロイン陣との共演に加え、それぞれの土地の個性が色濃く出た演出にも注目しながら、異国の地で展開される人間ドラマを堪能してほしい。

 

出典:テレ東プラス

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