軌跡

―三浦春馬さん―

2015-07-31「進撃の巨人」三浦春馬&水原希子 インタビュー

2015年7月31日 TIME & SPACEの配信
※配信元の記事は削除済です
※ブログ投稿日は、実際の配信日で設定

 

以下、配信記事より

進撃開始! 実写版映画『進撃の巨人 ATTACK ON TITAN』主演の三浦春馬さんと水原希子さんにインタビュー

「その日、人類は思い出した――。
百年以上前、突如現れた巨人たちに、人類の大半は喰われ、文明は崩壊した――」

壮絶な世界観とバトル、巧みに張り巡らされた伏線とそれを解明していくストーリー展開で、今や「少年マンガの金字塔」とされるほどの人気を誇る『進撃の巨人』。来たる8月1日(土)、ついにその実写版映画『進撃の巨人 ATTACK ON TITAN』が全国で公開されます。

本場・ハリウッドでのプレミア上映会でも絶賛という噂に、進撃ファンの期待も高まるなか、今回はTime & Spaceで、エレン役の三浦春馬さんとミカサ役の水原希子さんへの突撃インタビューが実現しました!

三浦春馬水原希子の"推しキャラ"はアノ人!

――まずはお二人と『進撃の巨人』という作品の出会いについてお聞かせください。

三浦:僕は数年前に「このマンガがすごい!」ランキングで話題になっていたのを耳にして、本屋さんで手に取ってみたのがきっかけです。少年マンガならではの伏線が張り巡らされたストーリーやアクションシーンが最高に面白いですよね。水原さんも『進撃の巨人』は読んでたんですか?

水原:私も周りの友達がみんな読んでいて「面白いよ!」っていう話はよく聞いていました。でも、最初は正直男の子が読む作品だと思ってたんです。だって人が食べられちゃうんですよ!? さすがに少女漫画で人が巨人に捕食される作品はあまりないので......(笑)。でも、実際に読んでみて作品自体に"強さ"を感じたんです。

――強さ、と言うと?

水原:絵のタッチや挑戦的なストーリーなど、いろいろなものからとてつもなく強いインパクトを感じるんです。読み終わって、「こんなマンガ読んだことない!」と圧倒されました。

三浦:確かに、ページをめくるごとにその迫力に驚かされます。でも、僕はシリアスな場面で唐突に入ってくるギャグシーンもお気に入りです。諫山創先生のユーモアセンスが作品のスパイスになっていると思いますね。

――では、原作中に登場する人物の中でお二人の"推しキャラ"を教えてください!

水原:私はアニ!(即答)

三浦:え、被っちゃった!

水原:春馬君もアニ推しなんだ! 私、アニの寡黙だけれど強いところが大好きなんです。ミカサももちろん、その強さには女子として憧れるんですけれど、アニのちょっとミステリアスな感じもカッコいいですよね。

三浦:アルミンたちにアニの正体が明かされる場面でフッと彼女が仲間たちに笑いかけるシーンがあるんですけど、僕はあそこで完全に虜になりました(笑)。

水原:アニとミカサが戦うシーンもすごいですよね。ザ・女同士の戦いって感じで。アニメでは普段おとなしいミカサがちょっと声を荒げるシーンがあるんですが、ビビッとシビれます!

原作と実写版、主人公・エレンのそれぞれの魅力

――今回の実写版には、新キャラクターや新たなストーリー展開が満載ということで、原作とはまた違った『進撃の巨人』が観られますよね。どういった点が観どころでしょうか?

三浦:シナリオをいただいたとき、この新しい展開や設定をどのように捉えればいいのか迷う部分もありました。でも、こうしてオリジナルのスタイルでもう一つの作品を仕上げることができ、観てくださる方に、映画『進撃の巨人』という作品の普遍的なテーマを感じていただけるんじゃないかと思ったんです。特にエレンに関しては原作のように、どこまでもまっすぐな少年ではなく、もっと成長したい、強くなりたいのに、理想の自分になれないというジレンマと格闘している部分がより強く描かれているんです。そんな、原作のエレンとの違いにも注目してほしいです。

水原:確かに、作中に出てくるエレンとは違う部分もあるよね。でも、私は撮影中にエレンのこと「カッコいい!!」って思ったシーンも多かったよ!

三浦:ホント? どこですか?

水原:劇中で窮地に立たされたエレンとジャンが言い争うシーン!
その時の春馬君の目つきが本当に鋭いんです。「どうして戦わないんだ!
悔しくないのか!」っていうパワーが込められていて、セリフがなくとも、その迫力にゾクッとしました。

三浦:水原さんから褒められるの初めて(笑)。普段、面と向かってそんなこと言われないから、なんだか恥ずかしいですね......。

水原:そう? それならもっと言ってあげるよ!(笑)

三浦:そういった点では、僕も水原さんのミカサにはグッときました。原作のミカサって、もともと「エレンを守るためならなんでもする!」という強さを持ち合わせた女の子だけど、劇中では最初は可憐でとても儚い女の子として描かれているんです。でも、あることをきっかけにものすごく力強い女性に成長する。そのギャップが魅力的だと思います。

水原:確かにそうやって面と向かって言われると、恥ずかしいけれどうれしいですね!

主人公は巨人!? 二人も驚く巨人の再現度に要注目

――臨場感あふれる映像にも期待が高まりますが、撮影中に苦労されたことも多かったのでは?

水原:あのアクションシーンをここまで再現できたことには、自分でも驚いています。かなりの重さの立体機動装置を身に着けた状態でのワイヤーアクションは、撮影も一筋縄ではいかなくて、スタッフのみなさんと何度も試行錯誤しながら撮りました。かなりチャレンジングなお芝居だったと思います。

三浦:映像で観ると、特撮とCGを駆使して描き出した臨場感は本当に圧巻なのですが、僕らはずっとグリーンバックの前でひたすら撮影を続けていたので、監督がOKを出してくれても正直、「本当にこの芝居でよかったのかな」と日々不安でした......。でもそれが一体化した映像を観た時は本当に感動しました。

水原:それに、巨人がすごいんです! リアルすぎて!

三浦:僕もそう思います。巨人が主人公でもおかしくないんじゃないかっていうくらい、巨人には注目してほしいです。

水原:完成版を観て、壁を破ってどんどん巨人が街に入ってきたシーンは、私も「死んじゃう!」って本気で思いました。そんな巨人をバッサリと倒していくミカサは本当にすごい......。

――ちなみに、もし巨人が東京にやってきたとして、お二人はどう戦いますか?

水原:逃げます! 全力で!(笑)

三浦:僕は......地下に避難します。

――戦わないんですか?

三浦・水原:ムリです!!

 

取材・文:田代くるみ 撮影:稲田 平

出典:TIME & SPACE

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