軌跡

―三浦春馬さん―

2013-09-04「キャプテンハーロック」ベネチア国際映画祭

2013年9月4日 シネマトゥデイの配信※ブログ投稿日は、実際の配信日で設定

 

以下、配信記事より

松本零士ベネチアで大人気!世界50か国から取材が殺到

第70回ベネチア国際映画祭の特別招待作品に選ばれた映画『キャプテンハーロック』の公式上映が現地時間3日に行われ、荒牧伸志監督、声優を務めた三浦春馬、原作総設定の松本零士氏らがレッドカーペットを歩いた。イタリアをはじめとした欧州で圧倒的な人気を誇る松本氏の登場に、会場はファンの熱気に包まれた。

欧州では「宇宙海賊キャプテンハーロック」はもちろん、「銀河鉄道999」も紹介されているほか、フランスの人気アーティスト「ダフト・パンク」とコラボレーションをしたこともあり、松本氏は幅広い世代から支持を得ている。今回のベネチア滞在中も世界50か国から取材が殺到するというフィーバーぶりで、公式上映のチケットは30ユーロ(約3,900円)と高額であるのにもかかわらず、松本氏を一目見ようとする若者を中心に約1,000席がほぼ満席となった。(1ユーロ130円計算)

システムトラブルで上映がストップするハプニングに見舞われるも、終わってみれば約5分間のスタンディングオベーション。今回が3度目の観賞で、毎回違うシーンで涙するという三浦はこの日もしっかり泣いたことを告白し、「みんなが作品に対してすごく温かい気持ちで拍手を送ってくれる光景を、異国の地で目の当たりにしてすごく、すごく感動しています」と感激しきりだった。

一方の松本氏は「この映画の最後の瞬間を新しい船出にしたいんです。次につなげるための船出。この物語に終わりはありません」と語るなど、早くも次回作に目を向けている様子。荒牧監督は「僕はまだ聞いていないです」と苦笑いしながらも、「『キャプテンハーロック』を松本先生から預かり約5年かけて形にするのが僕の仕事。さらに先生を(次回作へと)その気にさせるのが僕のミッションだったのかも。ここに来てよかった」と喜びをかみ締めていた。

現在、『キャプテンハーロック』には世界中の配給会社からオファーが殺到しているという。

 

(取材・文:中山治美)

出典:シネマトゥデイ

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