2012-11-22「五右衛門ロックⅢ」公式ブログ
2012年11月22日「五右衛門ロックⅢ」公式サイトの配信
※配信元の記事は削除済です
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パンフ撮影レポート 三浦春馬編
続いて、劇団☆新感線にはこれが初参加となる三浦春馬さん。三浦さんがスタジオに現れ、深い青色のロングコートを颯爽とはおると当然のようにあちこちから「やっぱりカッコイイねえ!」「アニメのキャラクターみたい!」と声がかかります。そして今回は明智心九郎という“名探偵”のような役どころとなる三浦さん。
「そのコートをはおると“明智感”がグッと出るね!」と言われ早速、小道具として用意されている小ぶりの望遠鏡を覗いたり、虫メガネを持ったりしてはニコニコとなんだかうれしそう。
撮影前に河野さんがどんなカットを撮っていくかを説明する際、既に撮影済みの他のキャストの写真を参考までにモニターに映すと「すごいですねぇ、みなさんカッコイイなあ!」とワクワクした表情を見せる三浦さん。その笑顔を見ていると河野さんだけでなく、そばにいるスタッフもみんなついつい笑顔になってしまっています。
撮影がスタートすると、いきなり「ハハハ!」とちょっとワルそうな顔で笑ってみせて「ちくしょー、なんだか本当にアガりますね!!」という三浦さんの姿を、モニター越しで見ていたいのうえさんも「その衣裳、すごくハマってるね。お客さんが春馬の登場シーンでキャー!って言う絵が浮かぶよ」と早くも満足げ。
ちなみに衣裳スタッフによると、三浦さんの衣裳のテーマカラーはブルーで、紋が入った水色の着物の生地は今回のために染めたオリジナル。トレンチコートのようなラインを生かしたこの上着は“京都所司代盗賊目付探偵方”という心九郎の役目を意識して、鎧のようにハードなイメージを入れつつもアクションで動いた時にきれいに裾が流れるような工夫もしているのだそう。よく見るとうっすらと浮かぶ柄もとてもきれいです。
続いて銃を構えるシーンでは三浦さんはもちろん、スタッフもそれぞれ試しに銃を持って構えてみては「意外に重い!」と口々に感想を。実際に持ってみると本当にずっしり。そこで、腕への負担軽減と銃口がブレるのを防ぐためにその場にあったスタンドを使うことに。なるほど、これなら腕がふるえることもなさそう。
さらに刀を使ってポーズをとる姿を見た河野さんが「もしかして殺陣、やったことある?」と聞くと「あります!」と答える三浦さん。「やっぱりね、うまいうまい」「決まってる!」とほめられると「ヤッター!」とまたしてもにっこり。そして、ここでも三浦さんの結んだ長い髪やコートの裾がきれいに流れて写るように、ブロワーで風が送られます。その後も、スローモーションで見えない相手を斬りまくる姿は完璧な美しさ。周囲のスタッフたちもため息まじりで見守ります。その後も刀をかつぐような仕草でポーズを決めたり、片膝で座るようにして構えてみたりとさまざまな姿勢で撮影は続きます。
続いて、コートの内側に探偵の七つ道具のような小道具の数々を仕込むことになり、衣裳スタッフや小道具スタッフが4人がかりで虫メガネや望遠鏡、筆と紙などをバランスよく配置していきます。「ジャーン!って開いてみて」と言われてコートを開く三浦さんに「いいじゃん、いいじゃん」と河野さんもノッてきた様子。「びゃーっと口を開けてみようか、「これでどうじゃー!」みたいな感じで」「次は口元だけでニヤリと笑って」「目線を落としてみて」とさまざまな指示が容赦なく飛び交っています。
満月をバックにした撮影でも、先ほどの探偵道具は大活躍。虫メガネで自分の手相を見て驚いてみたり、調書をとるように筆で何かを書きつける仕草をしたりしながら、ここではちょっとコミカルな表現も。とはいえ、バックの満月との微妙なバランスをとるために、ほんの少しずつの体重移動を要求されたり、ひたすらじーっと姿勢を固定しなければならなかったりするので、この撮影はなかなかハードなもの。やがて野波さんが手応えを感じた様子で「イケた!」と叫ぶと、モニターをチェックした河野さんからも「うん、いいねえ!」とOKが出てこのショットは撮影終了。三浦さんにも、新感線のビジュアル撮影を初体験した感想から伺ってみました。
――では、今日の撮影の感想から伺えますか。
この撮影のことは、前からすごく楽しみにしていたんですよ。なぜかというと、新感線さんを観に行ったときには必ずパンフを見るんですけれど、いっつも本当にカッコイイので! あのパンフに今度は自分も載るんだと思ったら、なんだかゾクゾクします。それで今日、実際にやってみたら、とてもカッコよく仕立ててくれたのでもう、感無量です!
――手応え、バッチリでしたか。
そうですね。途中、モニターで僕も見せてもらったんですけど、かなりカッコイイ写真が撮れていたんじゃないかなと思います。
――すごくうれしそうにモニターをご覧になっていましたね。
はい。こういうメイクも今までしたことがなかったですし。だって今日、目のメイクに一体どのくらい時間を使ったんだ?っていうほどでしたからね。また新たな自分と出会えた気がして、感謝しています。だけどメイクでこんなに人の顔って変わるんですねえ。
――この衣裳も。
すごく素敵だと思います。時代劇なのにブーツっていうところがいいですよね。南蛮のものを取り入れているっていうような。新感線さんのセンスをすごく感じます。
――その新感線に今回初めて出られることになって、最初はどう思われましたか。
もちろん、いつかは立ってみたいなと思っていたので、すごくうれしかったです。だけどまさかこんなに早く立てるとは思っていなかったので、最初はとても驚きました。しかもこのシリーズに出られるとは! 五右衛門シリーズだと聞いた時にはすごく気持ちがアガりましたね。だって観ていていつも痛快な作品ですし。ファンのみなさんが本当に大好きなものに出られるなんて、やっぱりすごくうれしいですよ。歌って踊って、激しいアクションもできますしね。今から、自分が立ち回りしているところを想像しちゃいます。とっても楽しみです(笑)。
――明智心九郎というキャラクターについてはいかがですか。
口を開けば全部、説明ゼリフというような難しい役をいただきました(笑)。彼は頭も切れれば身体も動ける、そしてミステリアスな部分も持ち合わせているという、とても魅力的な男だと思っています。出典:「五右衛門ロックⅢ」公式サイト
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