軌跡

―三浦春馬さん―

2012-11-16「五右衛門ロックⅢ」公式ブログ

2012年11月16日「五右衛門ロックⅢ」公式サイトの配信
※配信元の記事は削除済です
※ブログ投稿日は、実際の配信日で設定

 

製作発表レポート!

東京公演のチケットの発売が開始され、そして稽古もスタートした『ZIPANG PUNK~五右衛門ロックIII』、いよいよ本格的に始動です! ということで10月某日、都内のホテルにて製作発表が行われました。

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登壇者は中島かずきさん、いのうえひでのりさん、森 雪之丞さん、古田新太さん、三浦春馬さん、蒼井 優さんの6名。その会見で各自が語った、作品への想いをここでご紹介します!

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五右衛門が狙う(?)金塊(?!)会場に登場

中島かずき
「今回は、名探偵と怪盗がお宝を巡って丁々発止のやりとりをしたり、暗号が出てきたりするような、江戸川乱歩の世界を“五右衛門シリーズ”でやれたら面白いんじゃないかと考えました。豪華キャストにも恵まれてお正月興行らしい派手な舞台になると思います。それぞれの役柄はキャストに合わせてあて書きをしているんですが、古田くんが説明ゼリフが大嫌いだというので、三浦くん演じる名探偵がなんでも説明してしまう設定にしたために今、三浦くんが大変な目にあっています(笑)。そして蒼井さんに関しては、おきゃんというか、チャキチャキした女ねずみ小僧みたいなイメージのキャラクターにしてみました」

いのうえひでのり
「新感線らしい魅力が出せるシリーズですので、この年末年始にかけてお祭り感を出して盛り上がりたいですね。今までに比べると若干ミステリータッチなところがありますが、それはあくまでもダシのようなもの(笑)。いつも通りにチャンバラあり、お笑いあり、歌も踊りもありの盛りだくさんでお送りします。ゲストの春馬くんは「彼はすごく動けるよ」という話を聞いていたし、アンケートで“次の新感線にゲストで呼んでほしい俳優さん”でも大勢の方が名前を書いていたんですよ。蒼井さんはNODA・MAPに出られていたのを観た時にすごく溌剌として、存在感がキラキラしている女優さんだなと思っていたのでアカデミックな方向に行く前に(笑)、ぜひ新感線の芝居にも出てほしいなと思ったんです」

森 雪之丞
「五右衛門シリーズの曲は、作詞をしていてもとにかく毎回楽しくて仕方ないんです。とくに今回は五右衛門が日本に帰ってきますので“ディスカバージャパン”みたいな感じ。たとえば昔の“旅がらすくれないお仙”みたいな曲があったり、第2弾の『薔薇とサムライ』の登場人物であるシャルルというおバカな王子がフランスの方から日本にやってきたりするのでシャンソンみたいな曲があったり、タイトルにもあるようにパンクな曲もあるので“アラウンドワールド”という感じでもあります。今回は全部で22曲あるんですが、100曲書きたいくらいです(笑)」

古田新太
「僕は説明ゼリフだけではなく、チャンバラも歌も踊りもあまり好きではありません。しかも年末年始の一番お酒の飲める時期に、こういうお芝居に関わってしまって残念な気持ちでいっぱいですがヤケクソでがんばります(笑)。春馬くんはものすごく動けるし、歌えるので、僕の代わりに戦って、踊っていただきたいなと思っています。今回は物語をまわすのは春馬ですから。僕は後ろで「そうそう」「その通り」って言うくらいです。蒼井さんはテレビや映画で醸し出すイメージから癒し系みたいに思われていますが、実は本人は意外にがらっぱちなので(笑)。今回はふだんに近いキャラクターの蒼井さんをお届けできるんじゃないかと思います。僕も今回はまた当社比1.2倍の大きなカツラでがんばりますよ」

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三浦春馬
「憧れていた劇団☆新感線にこんなに早く登場できると思うと今から本当に楽しみで、すごくうれしい気持ちでいっぱいです。僕は演劇界ではまだひよっ子なので、素晴らしい先輩方の胸を借り、今回どこまで自分のスキルを伸ばせるか、そしてこの役を突き詰めていけるか。全力でがんばりたいと思っていますので、どうぞよろしくお願いします。今日はこの会見の前に本読みがあったんですが、僕は本当に緊張してしまってカミカミでした(笑)。だけど“1”や“2”で出てくるキャラクターがストーリーに登場してくると、気持ちがアガってきてホント高揚するんですよね! きっとそういう場面では、お客さんも僕らと同じように楽しんでいただけると思います」

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蒼井 優
「今回は歌があるので、非常に緊張しているんです。実は歌が苦手な上にリズム感がないので、初日までにどうにかリズム感を養えるように練習したいと思います。新感線は全力でふざける劇団で、他の舞台ではなかなか味わえない高揚感があるというイメージがあります。そこにまさか自分が参加させていただけるとは想像していなかったので、お話をいただいた時には本当にビックリしました。オファーをいただいたあと文学作品の舞台出演が続いていたんですが、いのうえさんに「ウチの舞台はお祭りだと思ってもらっていいから」とおっしゃっていただいていたので、2012年の終わりにはお祭りが待っているんだ!とデザートを待つ気分で楽しみにしてきたんですよ」

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というわけで、初参加のゲストが2人いるとは思えない、実に和やかな雰囲気で会見は無事に終了。あとは12/19の初日に向かって、稽古を重ねるばかりです。その稽古の模様や、パンフレット用のビジュアル撮影の様子なども少しずつお伝えする予定ですので、どうぞお楽しみに!

 

出典:「五右衛門ロックⅢ」公式サイト

 

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