軌跡

―三浦春馬さん―

2011-07-30「陽はまた昇る」インタビュー

2011年7月30日 サンスポ.comの配信
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以下、配信記事より

【ヒューマン】春馬「記憶に残る役者になりたい」

俳優、三浦春馬(21)がテレビ朝日系ドラマ「陽はまた昇る」(木曜後9・0)で警察学校の訓練生を熱演している。俳優、佐藤浩市(50)扮する鬼教官に反発しながらも、人間としてたくましく成長する若者役で「心身ともに変化する姿がリアルだな、と思ってもらえるように」と撮影前から体力作りに励むなど気合十分。役同様、俳優として試行錯誤する三浦が大事にする“恩師”の言葉があった。

猛暑の中、ドラマの撮影を終えた春馬。取材の合間に、かき氷を頬張る笑顔はイメージ通りのさわやかさだが、警官の制服の下の肉体は、想像以上に力強さをたたえていた。

「2カ月ほど前から体を鍛えているんです。このドラマは警察学校の入校から卒業までの6カ月を描く物語。厳しい訓練の日々で、体が大きくなっていく姿を見せることができたらリアルだな、と思って」。

体力作りのメニューは、27キロのバーベルを使った筋トレ、腕立て伏せなど。体重は5キロぐらい増えたといい、7年ぶりに挑戦したという短髪と合わせ、役を作り込むプロ魂は骨太だ。

ドラマは、警察学校を舞台に、中年の新米教官と生徒が衝突しながら、互いに成長していく人間物語。春馬が演じる訓練生の宮田英二は、“なんとなく”警察学校に入学したいまどきのチャラい若者だが、佐藤浩市扮する教官や仲間と出会い、精悍さや使命感を身につけていく。

「英二は人生のあらゆることをソツなくこなしてきたと思うけど、教官に挑発されると頑張ってしまったり、負けず嫌いではあるんでしょうね」

成長を遂げながら自分の人生に目覚めていく英二同様、三浦も様々な経験を積み重ねる過程で役者として生きる道を確信した。幼少から児童劇団に所属し、自然と芝居に慣れ親しんできたものの「小さいころは“俳優になる”とか思わなかったし、正直、なりたい職業はなかった」という。

「俳優として最初にがんばっていこう、と思った瞬間は、高校進学のため東京で暮らすと決めた時。実家の茨城から通いなさい、と親に反対されたけど、“学業と仕事を両立させたいから”と自分で決断したのは大きな出来事でした」

それから5年。家族、スタッフ、仲間ら大勢の人々に見守られ、順調に仕事をこなす中、この作品で、また、特別な人と出会った。

「主演としての現場での立ち振る舞いなど、全部が勉強になっています」と瞳を輝かせて語るのは、佐藤のこと。初めて飲みに行った時、佐藤が語った言葉が忘れられないという。

「映像作品は人の記憶に一時的にとどまるけど、忘れ去られていくものでもある。でも、これから先、人の記憶に残る役者になれたら最高だよな、いや、なろうぜ」

抱負な経験を積み、確かな足跡を残してきた佐藤だけに、重みがある。心が揺さぶられた。

「浩市さんが言ってくれた言葉はこの先も忘れないと思います。いつか、そうなりたい」

俳優人生の“教官”の言葉を胸に、記憶に残る役者を目指す。

出典:サンスポ.com

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